
広島城の概要
広島市中心部に位置する「広島城」は、別名「鯉城(りじょう)」とも呼ばれ、市民や観光客に親しまれています。戦国時代の名将・毛利輝元が1589年に築城を始め、完成したのは翌1590年代。太田川のデルタ地帯に築かれたこの平城は、西国随一の規模を誇り、広島の町の礎となりました。

広島城の魅力
広島城の魅力の一つは、美しい水堀と石垣です。堀に映る天守閣は季節ごとに異なる表情を見せ、春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が水面を彩ります。市街地の中心にありながら、静かで落ち着いた雰囲気が漂い、散策にもぴったりの場所です。
天守閣
現在の天守閣は、1945年の原爆で倒壊した後、1958年に再建されたもの。内部は歴史博物館となっており、毛利氏の時代から明治期までの広島の歩みを学ぶことができます。特に、鎧や刀剣の展示は迫力があり、戦国武将の息吹を感じられます。また、最上階の展望台からは、広島市街や原爆ドームを望むことができ、歴史と現在が交錯する景観が広がります。
広島護国神社
城内には「広島護国神社」があり、初詣や祭事の場として市民に親しまれています。また、広々とした公園として整備されているため、観光だけでなく地元の憩いの場としても利用されています。休日には家族連れやジョギングを楽しむ人々の姿が多く見られ、歴史と生活が自然に溶け合っています。
夜間にはライトアップが行われ、幻想的な姿を見せてくれる広島城。昼とは違う雰囲気を楽しめるため、夕方から訪れるのもおすすめです。
広島城
開館時間:3月~11月 9:00~18:00 入館は17:30まで 12月~2月 9:00~17:00 入館は16:30まで
休館日:2月29日~12月31日 ※臨時休館あり
交通アクセス:広島駅 路面電車 15分 「紙屋町東」電停下車、徒歩15分 広島駅 バス 7分 「合同庁舎前」バス停から徒歩8分
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